医院開業・調剤薬局開局の事例

ニューロングループとして独立させて頂いてから、皆様のおかげで早8年目になりました。

自分が独立に至るまでの経緯は、大学卒業後してすぐ製薬会社にMRとして約10年勤務し、その後ニューロン薬局に薬剤師として3年勤めさせて頂いたのちに独立に至らせて頂きました。

ＭＲ時代は大学病院から医院まで多くの施設の医師や薬剤師の方々をご担当させていただき沢山のことを学び、社会人としても自分の成長を感じられるくらい充実していた日々を送っていたことを覚えております。

その後、会社を退社してニューロン薬局泉佐野店に勤めさせいただきました。

薬剤師としての修行の3年間も、知識や技能だけではなく人間的にも優れている同僚の薬剤師や事務の方々のご指導のおかげで一人前に育てていただけ、本当に今でも感謝しております。

一般的にはＭＲをしていた方々が薬剤師として働く場合、仕事内容や仕事仲間が大きく異なることから、溶け込めず苦労することが多いと聞きます。

ニューロン薬局は本部の方々も含め現場にいたるまで、優れていて尊敬できるスタッフが多いので全く違和感なくすんなりと変化を受け入れることができたのは自分にとって幸運なことだったと思います。

そんな自分が独立にいたった理由は、医療の現場で直に患者さんと接することから得られる充実感ややりがいをさらに深めていきたいというのが大きな理由でした。

というのも当時は複数の薬剤師が勤務している薬局は、かかりつけ薬剤師という概念も低く、患者さんが毎回違う薬剤師にあたるというのが当たり前でしたが、できるだけ自分が担当することによりさらに患者さんとの距離を縮めることにより深い信頼関係を築きたいという思いが強くなっておりました。

そんなときに社内で独立の募集があり、店舗の規模等自分の理想に近づけると思い、希望させていただきました。

新規店舗であったため、開局に向けての準備も多かったのですが、あまり苦労した記憶がないのも今思えば、ニューロンの本部の方々のご尽力があったからだと改めて感謝いたします。

開局と同時に新たに分業を開始された橋間診療所の橋間先生との出会いも大変私の人生においては重要なことだったと思います。

橋間先生は地域の患者さんの信頼も厚く、かなり多くの患者さんを日々診ていらっしゃいます。

それでも来られる全ての方に常に最善の医療を提供しようという熱意を実現するために、日々最新の医学的な知識の習得の勉強も続けておられ、また、ハードな日々に耐えうるために肉体的なトレーニングをして健康にも気をつけておられプロフェッショナルを具現化された医師であり、気軽に医療の充実感などと言っていた自分が本当に恥ずかしくなりました。

そんな橋間先生と7年間公私ともにお付き合いさせて頂き様々なことを学ぶことができ、医療に従事する者としての姿勢を培わせていただきました。

あっという間の7年間でしたが独立前とは格段に人間として成長して、医療に対する関わりも深まり、信頼してくれる患者さんが増えてきているのを実感できることは私にとって大きな喜びとなっております。

ニューロンに入社したことがきっかけで出会う方々にも恵まれ今の充実感を得らさせて頂いていると認識し、今まで以上に社会貢献を果たすべく努力し、ニューロングループのこれからの世代の方々の育成にも寄与してグループの発展の一翼を担っていけたらと思っております。